世の中、低賃金が何かと騒がれたりしていますが、風俗のお仕事は基本的に高収入です。指名数や出勤時間数ともに平均的な風俗で働く女性の標準的なお給料は1日4万円くらいと言われています。
ここまでいかないにしても、「あまり指名がとれない」「週2日しか働いていない」「長い時間働きたくないから3~4時間しか働かない」「出勤日も3回に1回は休んでしまう」などなど、風俗以外のお仕事なら確実に怒られる様な働き方をしていても、1日数万円稼げてしまったりするので、一般のOLさんなどより高給取りになることが多々あります。
これだけ稼いでいるにも関わらず、一向に減らないのが金欠を繰り返す人達です。
しっかり稼いできっちり貯金をしている女性ももちろんいるのですが、このような女性達と金欠を繰り返す女性達の差はどこからくるのでしょうか。
ましてや、今のこの時期を含む3月くらいまでは、繁忙期の時と稼ぎの差が大きい閑散期にあたります。そんな時期に無駄遣いをして金欠にならないためにも、今回はお金を計画的に遣り繰りする方法について書いてみます。
風俗で稼いだお金の遣り繰りを失敗しない方法
便利な日払いが浪費癖に繋がる?
水商売とは違い、風俗で働く女性にとって、その日に働いた分のお給料はその日のうちに全額日払いというのは当然のことです。
この日払い制度。急にお金が足りなくなった時など大変ありがたいシステムなのですが、日払いで高いお給料が貰える状況に慣れてしまうと、金銭感覚が狂いがちです。
今の手持ちを全部使っても、また明日、仕事をすればお金が貰えるという安心感。これが女性の財布の紐を緩くします。それほど浪費・無駄遣いをしていない女性でも、風俗のお仕事を始める前に比べれば出費が増えたという人がほとんどです。
ちょっとずつしか使わなくても、その回数が積み重なってしまい、最初に思っていたよりも貯金が増えていないというのは、本当によくあることなんです。
月末や支払日前になって慌てないために
遣り繰り下手な女性によくあるのが、月末になり、家賃やクレジットカード・ローン等の支払日が迫ってくると慌てて出勤を増やすという行動です。
確かに支払いが目前で、手持ちが足りないとなればこうするしかないのですが、こういうことをする女性は大抵毎月同じことをしています。
「支払い間に合わない」「あと〇日で〇万円必要」と騒いでみたり、騒がないにしろイライラが隠せなくなってみたり。あまつさえ、「暇な店」「電話が鳴らないのはスタッフがさぼってるから」「あの人ばかり指名が入る。贔屓してるんじゃない?」などなど、うるさく文句を言いだす困った人もいたりします。
そんな時、それを見たり聞かされているスタッフは表面上、何事もなかったかのようにしていますが内心は「だったら普段からちゃんと出勤して」「今月、相当稼いでるだろうに、そのお金は?」と思っています。
というのも、大半の風俗店スタッフは、風俗で働いてる女性の月収よりもずっと少ない金額で、1日12時間くらい、休みもあまりない状態で働いているからです。
そうならない為に、まず考えないといけないのは、お金の使い方です。元々遣り繰りするのが苦手な人や、お金を使う事が好きな人にとっては難しく思うかもしれませんが、先に稼いで、貯金をして、支払うべきものを支払ってから、残りのお金を使うというのが基本です。
稼ぎに波があり、多く貰える日もあれば少ない日もある日払いの風俗のお仕事をするにあたって、上記の様な金銭感覚を身につける必要があります。
そして、もし貴女が「自分の月々の稼ぎ」「毎月固定の出費(家賃・光熱費・生活費など)」がいくら必要かを把握していないのなら、きちんと把握しておくことも必要です。
繁忙期と閑散期も考える
風俗のお仕事には繁忙期と閑散期があり、日払いで貰っているお給料も毎日変化します。1日で70000円超えた日もあれば、20000円で終わってしまった日もあるという風にです。
なので、自分の収入を考える時に、1日にいくら稼げるかではなく、1ヶ月あたりでいくら稼げたを基準にするべきです。指名が多く、出勤するたびに予約で埋まってしまうような女性ならば稼げる金額に波はありませんが、そうでない女性ならば必ず波があります。
こうした理由から、1ヶ月あたりの稼いだ金額にしても稼げなかった時の金額を基準にすると、より安全です。
例えば、風俗の仕事を始めて半年ほど経ち、気が付けば昼職の時の4倍も5倍も稼いでいる。これだけ稼いでいるし、家賃が3倍くらいのところに引っ越しても大丈夫だろうと、軽い気持ちで引っ越しをしてしまう。
こういうのは本当に危ないです。
もし、その稼いでいた期間が繁忙期だった場合、閑散期になったらその半分くらいの収入に下がってしまうというのも風俗ではよくあります。
そうなってしまって、家賃の支払いに追われた時に「やっぱり引っ越さなければ良かった」と思っても後の祭りです。
そうならない為にも、基本は風俗以外の仕事で自分が稼げる金額で生活することを心掛け、風俗歴の長い人なら今までで自分が稼げなかった時期の月収を基準にして、それよりも多く稼げた時は貯金に回すのが賢い方法です。
こうしておいての、たまに自分へのご褒美程度なら全然問題ありません。
以上になりますが、いかがでしたでしょうか。
風俗のお仕事には繁忙期や閑散期をはじめ、稼ぎの波はつきものです。せっかく一般のお仕事の何倍ものお給料を手にしていながら貯金もできず、毎月支払いに追われて、財布の中がいつも寂しいのでは考え物です。
日払いで高収入の風俗のお仕事には誘惑が多いのも事実です。ですが、その誘惑を断ち切って、計画通りに生活しようとする気構えも大切です。
風俗を始める大半の人は、無駄遣いをしようと思って風俗を始めたわけではないはずです。
寄り道はなるべくしないで目標を達成できるように頑張ってくださいね。