風俗の仕事内容は性的なサービスを提供して、男性の性欲や性的好奇心などを満たして、最終的に射精へと導くことです。だからと言って、会話が全く必要じゃないかと言えばそうではありません。
会っていきなりプレイ開始ということはあまり無く、プレイ前後には入浴やシャワータイムもありますし、当店のようなホテヘルなら、ホテルまでの道中などお客様と会話をする時間もあります。
ただ、あくまでも会話は恋人ムードや楽しい時間を盛上げる為のスパイスみたいな感じとしてスパイスの様なもので、メインは性的サービスです。
常連の本指名のお客様ならまだしも、大抵の場合は初対面だったり、会ってから間もなかったりでなので、会話の内容もそこまで濃い話にはならないのが普通です。
自己紹介や世間話、慣れてる人なら希望プレイの打ち合わせなどでしょうか。
大抵はこんな軽い内容の会話になるので問題は起きようもないとは思うのですが、稀に、空気や距離感を読めないお客様がいます。
個人情報を無理に聞き出そうとしたり、プライベートでの付き合いを要求してみたり、挙句の果てに妙な上から目線で女性を馬鹿にするような発言をしてみたり。
純粋に上から目線で暴言を吐かれるような感じならまだ対処の仕様がありますが、困るのが適度に上から目線の場合です。
なんというか、知識をひけらかすとでも言えばいいんでしょうか。
政治経済、国際情勢、社会問題など敢えて難しい話題を振ってきて女性側がそれを知らなかったり、分からなかったりすると貶しだす。
その情報を自分がきちんと把握していれば貶されたりすることはないだろうと思うと、それを知らない自分にも原因があるような気になってしまうこともあると思います。
前置きが長くなりましたが、今回はこの「適度に上から目線」のお客様の対処法です。
上から目線で難しい話題を出された時の対処法
1.上から目線の人によくある会話パターンを知ろう
日常生活でもよくあるかもしれませんが、特に水商売や風俗などで多いのが、矢継ぎ早に質問してくる人です。
「~って知ってる?」「~は?」「~ってわかる?」
この「~」の部分には株や投資、政治、国際情勢とかスポーツなど興味の無い人には分からないであろう話題が入ります。
これを一方的に質問してきた挙句「こんなことも知らないのか」と勝手に幻滅したりするのが一連のパターンです。
そして、答えられないとなると「大学とか行ってないの?え、高校も行ってない?あぁ、だから風俗で働いてるのか」などと言ってきたり、「キャバクラとかで飲んでてもそうだけど、やっぱり、これくらいの話くらいできないと・・・」と嫌味な上から目線で語ってきます。
こんなことを言われたら誰だって腹が立ちますよね。
正直、勉強不足もあるかもしれませんが、その話題を知らなくても生きていく上では別に問題ないことを「知らない」というだけでマウンティングしてしまう人は結構多いんです。
2.風俗に来て難しい話題を出す男性の心理を知ろう
国際情勢とか難しい話題を出されて答えられないのは恥ずかしいことではありません。試しに、誰か近くの知り合いに聞いてみて下さい。その話題に即答できる人ばかりでないということが分かると思います。
そもそも風俗に来て、会社のOLや学生でさえ「???」となってしまうような話題を出す方が、その場の空気を読めていないんです。
政治経済・国際情勢などの話を女性として楽しみたいのなら、高級クラブなど、もっと他に相応しい場所があるのですから。
そういった話に向いていない場所に出向き、それを上から目線で語る。そんな男性の心理とはどのようなものなのか。
それは大別すると3つのタイプになります。
1つ目は、金銭面の余裕がないとか性格的に楽しめないとかでクラブなど水商売のお店に行けない人。自分のしたいことに対応したお店には行かずに、したいことに対応していないお店に行って自分のしたいことを要求する場違いなタイプです。
2つ目は承認欲求を満たされたくて風俗にくるタイプ。風俗は基本的には性サービスを提供するお店ですが、実際には多くの男性が癒しを求めて来店してきます。日常生活の中で満たされない癒しや賞賛を求めてやってくるので、風俗嬢から「この人凄い」と思われさえすれば満足できてしまうタイプです。
3つ目が、風俗でしか上から目線になれないタイプです。理想の自分と現実の自分。自己評価と周りの評価が違いすぎて、不満の塊のようになっている人ですね。こういうタイプは、意地悪な性格だったり、周囲に対して攻撃的だったりしますが、意外に気が弱いタイプが多い為、自分より強そうな相手には攻撃できません。それで、風俗などに来て言い返せない立場の人に対して、上から目線になって満足するタイプです。
3.難しい話題を出された時の対処法
基本的に上から目線のお客様のほとんどが、自分より上の立場になられることを求めていません。難しい話題を振っている自分よりも相手の女性の方が頭がいいと感じると不機嫌になってしまうこともあるので注意が必要です。
面倒だし、ムカつくこともあるかもしれませんが、それは接客業だしある意味、仕事です。
たとえ自分が知っている話題であっても控えめに反応して、相手がちょっと上から目線になれる隙を与えることができれば、上から目線のお客様は満足します。
上から目線になりたい人には、ちょっとだけ下になってあげることも大切です。但し、あまり下手出過ぎると相手が調子に乗って、無茶な要求をしだしたりするので、そこは注意してください。
以上になりますがいかがでしたでしょうか。
難しい話題を出されても、上から目線で来られても気にしないことが大切です。風俗で必要なのは、恋人気分で楽しませることであり、知的な会話で楽しませることではありません。
男性を優越感に浸らせてあげることができれば、気分も良くなり次回の指名に繋がるかもしれません。
マウンティングされても、あまり対抗しようとせずに頑張ってみてくださいね。