風俗のお仕事は接客業です。だからなのでしょう。
「会話が苦手なんだけど、どうしたら・・・」という質問は結構聞きます。
ホテルの一室で、初対面のお客様相手に裸になってのお付き合いというのが、風俗のお仕事です。その際、一切無言ということはありません。場を盛り上げるために、多少の会話は必要です。
ですが、社交的な性格でもない限り緊張してうまく話せないのが当たり前ですよね。
そんな時、会話下手、口下手でも「これさえ意識しておけば大丈夫」という方法があるんです。今回はその方法について書いてみます。
【お客様を理解して共感する】
1.共感することの極意
まず、結論から言うと「俺のことを分かってくれる」とお客様がそう思ってくれることでリピーターになる確率が大幅に上がります。
以前の記事でも書いた様に、お客様の話を聞くこともとても大切ですが、それ以上に重要なのが「共感すること」です。
話を「うん、うん」と、ただ聞くだけではなく、その内容もきちんと理解してあげるということです。
お客様もいろんな方がいるように、話題も多岐に上がります。完全に理解することはできないかもしれませんが、理解しようとしてあげることが大切です。
例えば、自分の話をよく聞いてくれて共感してくれる人と、話を全然聞いてくれなくて反論するようなことばかり言ってくるような人がいたら、どちらの人とまた会いたくなりますか?
大多数の人は前者を選ぶと思います。
意見の交換ももちろん必要です。ただ、それは討論が必要な話題の場合です。大抵の場合は、自分が振った話題に対して「分かる、分かる」「自分もそう思う」などと理解して共感してくれたら、話していても気分が良くなるはずです。
2.発想の転換が収入アップのこつ
会話が苦手な人が「うまく会話しなくちゃ」と思ってしまうと余計に会話がギクシャクしてしまいます。だったら「よく聞いて共感する」ほうに注力したほうが、会話上手という印象を持たれやすいです。
苦手なことを克服するよりも、違う発想をして同じ成果を目指す方が早いと思います。
苦手な会話を上達させようとするよりも、お客様に共感することを基本にして「気遣い上手」「プレイのテクニックの向上」「恋人のような雰囲気づくり」など共感以外の要素を伸ばしていけば、全体的なサービスの質も向上します。
サービスの質が向上すればリピーターが増えるので、自然と収入もアップしていきます。
以上、共感することの大切さについて書いてみましたが、ちょっと例を挙げてみます。
もし、貴女が接客中のお客様に「○○ってお店の○○が美味しいらしいよ」と言われたとします。その時、貴女はどう返しますか?
「いや、私は○○が苦手なんで」とか「興味ない」と返してしまったら、相手に冷たい印象を与えてしまいかねません。
ですが「そうなんですか?私も食べてみたい」などと同調して共感してあげると、会話をしていて一体感が生まれます。
「同じ様に感じてくれる」と思って、貴女に好印象を持つようになります。
こんな感じで接客中は、『共感することが大事』と思っていればお客様の反応も違ってくると思います。
お客様が「いい子だったな」と思ってくれれば次回も選んでくれるでしょうし、逆に「あんまりだったな」と思われたら、その時点でリピ無し確定です。
女性の方は特にそうかもしれませんが、人は自分に共感してくれる人を好む傾向があります。会話をしていて、欲しいのは意見ではなくて共感だということも多いのではないでしょうか?
それは、お客様も同じです。お金を払って良い気分になりに来ているのに、気分を害されたくはないんです。
共感してあげるのもお仕事の内と考えて接客をしていると、自然にリピーターも増えてくると思います。ちょっと意識してみてくださいね。
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