皆さんは買い物に行って商品を買った時、何故、その商品を買いましたか?
「必要だったから」「欲しかったから」「なんとなく」など理由は様々あると思います。ここで考えてみましょう。「必要だったから」という理由で購入する場合は好む好まざるを問わずに、それが必要だから買うんですよね。
では、「欲しかったから」「なんとなく」で買う時はどうでしょうか。きっと、その商品に自分なりに価値を感じているので買うんだと思います。
物が売れるのは、その商品に価値があるから。これはそのまま風俗のお仕事にも当てはまります。
これは当店のマニュアルにも書いていることですが、風俗嬢というお仕事は雇われ仕事ではありません。お店との業務委託契約の上に報酬が発生する、いわゆる個人事業主、個人商店みたいなものです。
お給料が完全歩合というのもこういった視点からですね。自身の成績や好感度がそのまま商品価値ということになる芸能界となんら変わるものではありません。
貴女に価値を感じて、お客様は安くはない料金を支払って貴女とのプレイ時間を買うんです。逆に言えば、貴女に価値を感じなかったら、お客様は貴女にお金を使うことはありません。
気にしている人は多くはそれほど多くはありませんが、商品価値を考えることはそれくらい重要なのです。ということで、今回は「商品価値を上げよう」という内容で書いてみます。
内容的に「売り物扱い=物」という様に受けて「人を物扱いしている」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった事ではないので、先に記しておきます。
商品としての価値が上がれば稼げる
1.自分の商品価値を考えてみる
先に書いたように「物が売れるのは、その商品に価値があるから」です。例えば10代20代の女性なら若さ、30代40代ともなると大人の色気や一般常識、気配りといったところでしょうか。
ここで「ルックス」と「清潔感」に触れなかったのは、ルックスに関しては後述するとして、「清潔感」はあまりにも基本だからです。自身が売り物である以上は清潔感があって当然です。
例を挙げると、言い方は悪いですが不衛生そうな飲食店があったとします。他のお店が混んでいるので仕方なく入ることにしたのですが、出された料理を盛ってある食器が、あまりよく洗ってなさそうな感じです。はたして、貴女はその料理に好印象を抱きますか?ということです。
多くの人が「この店、二度目はないな」と思うはずです。そういった点で、清潔感というのは多くの人にとって「あって当然」というのが根底にあると思います。
話を戻して、商品価値という視点から自分を見た時に、自分でどう思うかを知ることは大変重要です。
「私は何もしなくても十分に価値がある」「私はちょっと努力しないときついかな」「今よりも稼ぎたいから工夫してみよう」「私を売るのがお店の仕事」と、大抵の場合、この4つの思考パターンに落ち着くのではないでしょうか。
この内2つ目と3つ目の考え方をする人は、この先を読まなくても大丈夫だと思います。すでにご自身で商品価値を上げる努力をしていると思いますので。
1つ目と4つ目の考え方をする人で、特に4つ目の「私を売るのがお店の仕事」という考えを持っている女性で、在籍しているお店で新人期間が過ぎている場合は少し現実を見つめて考えた方がいいです。この考え方は確かに一方では正しいです。だからこそ、お店は新人期間を設けるなどして、お客様にも新人女性入店などと謳って勧めているのですから。
その新人期間に多くの接客をしたにも関わらず、指名客を一人も得ることが出来なかったのなら、それはその人自身の問題ですし、商品価値とも言えます。
即ち、「2回目遊ぶほどでもない」ということです。
少しきつい言い方に感じられるかもしれませんね。もし、そう感じた方にはすみません。
有難いことに、当店に在籍されている女性の中にもこのブログをご覧頂いている方も多くいるとも聞いています。なので、このブログをご覧頂いて「へこむ」とか「むかつく」と思う方もいるかもしれませんし、勿論、他店に在籍されている方も同様に思うかもしれません。
ご意見やご質問なども随時受け付けておりますので、お気軽に仰って頂ければと思います。
話が逸れました。このブログをご覧頂いてマイナスな感情を抱くこともあるかもしれませんが、そこで終わってしまったら現状は何も変わりません。
それが「私は何もしなくても十分に価値がある」という思考にも少し関わってきます。
2.何もしなくても商品価値が高い人は少数
先程、「私を売るのがお店の仕事」という考えの人について書きました。ここで商品価値の話に戻します。お店でものを買う時を考えれば分かりやすいと思いますが、商品価値の高いものはなにもしなくても売れます。逆に、商品価値が低かったり、商品の情報が少なすぎる場合はなかなか売れません。
貴女だったら「何かよく分からないけど、とりあえず値段は結構高いもの」を買いますか?買わないですよね。
価値がそれほどでもないものを売る為に付加価値をつけて商品価値を上げてみたり、値段を下げて買いやすくしてみたりして、お客様の気を引くわけです。
これが風俗業界でよく言われる「稼げる女性はどの店でも稼げる、稼げない女性が稼ぐ為には工夫が必要」ということです。
当店でも稼いでいる女性のほとんどは、元から商品価値が高い人と、正しい方向に努力や工夫をして自分の商品価値を高めている人たちです。稼いでいる人たちは例外なく自分の商品価値を上げるのが上手いです。
なので、風俗業界を見渡してみてあまり稼げていない女性は、きっと「価値のある私を売れないのはお店が悪い」という考え方の人なのではないかなと自分は思います。
3.商品価値を上げるには
このブログは関西の人妻風俗店のブログです。なので、在籍している女性の多くは30代~40代です。そこで考える商品価値としては冒頭の方で書いた通り、大人の色気、気配り、一般常識を備えた女性との楽しいひと時だと思います。
10代20代の女性にももちろん一般常識を備えた人はいるでしょうが、当店の主な客層である40代50代の男性から見てということなので誤解しないでくださいね。考え方が近いと人は安心するものですから。あまりにも年齢差があると、逆に気構えてしまったりするんです。そこで、考え方が近いことが分かると距離感は一気に縮まります。
気配りにしても、若い女性だったら出来なくても仕方ないと思えるようなことでも、30代以上の女性なら出来ていて欲しいと思う事は男性の願望として普通にあります。
そして、大人の色気。これも意識しないと出すことはできません。街中などで様々な女性を見る機会がありますが、お店で普段接している女性と、そうじゃない女性で、言い方は失礼ですが、同年代でこれほど違うのかと思うこともあるくらいです。ということはですよ、やはり普段から見られることを意識することは重要な要因だと思います。
こう考えるとルックスは重要ですが、メイクの工夫などで案外どうとでもなりますし、人の好みのタイプもいろいろなので対応しやすいかと思います。また、体型にしてもダイエットをするなどで対応することができます。
他に売り出す方法として「写メ日記」もありますが、これだって使い方ひとつで大分結果は変わります。自分よがりな内容だったり、物凄く適当な感じが見て取れるような日記だと「接客もこんなんなのかな?」と思われて敬遠されてしまうかもしれませ。おざなりな感じになってしまうのなら、しない方がマシです。自分の印象をお客様に伝えるツールとして考えて使っていれば、きっと結果につながります。
こうしたことを基本にこつこつと積み重ねていくことで、自分の商品価値は上がっていきます。
以上になりますが、いかがでしたでしょうか?
客心理として、人気があるものならば多少値段は高くても買います。逆に人気が無いものは値段が安くてもあまり買いません。
どうせ風俗で働くのなら、自分の商品価値を高めて人気商品になったほうがいいと思います。
価格と価値が折り合った時に人は購入を意識するものです。お客様が選ばずにはいられなくなるくらいの商品価値を得られるように頑張りましょう。