これは、出勤時間よりも前に「今日○時から出勤します」という感じで、風俗で働く女性の側からお店に連絡をするというものです。
長年風俗に努めている女性だと出勤確認が当たり前になっていて、あまり不思議に思わなくなります。ですが風俗未経験の女性や、風俗のお仕事を始めて間もない初心者の女性の中には、なぜ出勤確認をしなければいけないのか、不思議に思う人もいることでしょう。
「子供もいて朝は忙しいし、予定通りに連絡できないことだってあるのに」「シフトを出しているのに、毎回、出勤確認をする意味がわからない」「同居人にバレると嫌だから電話なんて無理」などなど、いろんな意見もあると思います。
その人達に共通するのは「毎回、出勤確認をしないといけない理由は何?」ということだと思うので、今回は、この出勤確認が風俗で働く女性にとって、いかに大事な事なのかを書いてみますね。
もはや風俗嬢の義務!?出勤確認は絶対にしてほしい理由
出勤確認ってなに?
「出勤確認」というと聞きなれない方も多いでしょうし、聞いたことがないという人も多いかもしれません。
平たく言えば「予定のシフト通りに出勤します!今日もよろしくおねがいします」という連絡をお店にするだけなのですが、この確認連絡をお店にすることを出勤確認と言います。
ほとんどの風俗店では、在籍してる女性は出勤予定の日に必ず出勤確認の連絡をお店にするようにと決まっています。
また、この出勤確認の連絡は「出勤当日」にします。当店の場合だと出勤日の出勤予定時間の2時間前までに出勤確認の連絡を頂くような形です。
そして、基本的には電話でお願いしています。これは、メールやLINEだとお店がバタバタしている時は見逃してしまう可能性もあるからです。他にも、メールアドレスが間違っている、ネットの接続状況などでメールが届かないということもあるので、最も確実なのが電話になります。
とは言え、彼氏や家族が同居していたりとか、朝は子供の準備で忙しいとかでなかなか電話が厳しい場合もあると思います。そのような事情も考慮して、電話連絡の他メール・LINEでの出勤確認も場合によってはOKです。
自分に都合のいい出勤連絡の方法を選ぶことができれば、彼氏や家族にメールを見られるとか、電話を怪しまれるなんていうリスクも減り、ちょっと安心ですよね。
もし、上記のような事情で電話での出勤確認が厳しい時はご相談頂ければ、当店の場合は大丈夫です。
出勤する当日に、何故、出勤確認が必要なの?
通常のお仕事なら、出勤する日にわざわざ出勤確認の電話なんてしません。では、風俗のお仕事は何故、出勤当日に出勤確認の電話をするのか。
それは、一般のお仕事やシフト制のアルバイトなどでも同じだとは思うんですが、出勤するはずの女性がその日時に来ないととても困ってしまうからです。なので、お店はしっかり出勤確認の連絡を貰って、安心をしたいと思っています。
「お店が安心したいだけで、連絡とか面倒」「私にはそんな面倒なこと絶対無理」とか思うかもしれません。でも、これはむしろ女性の為にもなるんです。
例えば、出勤当日、貴女が出勤する1時間くらい前にお客様から貴女の予約を取りたいと問い合わせがあったとします。その時に、出勤確認を頂いていれば貴女が来ることが確定しているので、お店は予約を受けることが出来ます。
ところが、出勤確認の約束の時間に連絡を頂けない場合、貴女が出勤するかどうかお店には分かりません。最悪、来ないかもしれないのでお客様から予約を受けることはできません。何故なら、来ないのが分かっていながら、お客様の大切なお時間を押さえる訳にはいかないからです。
当日、時間を作って来店してくれようとしてくれているお客様の時間を無駄にしてしまってはお店の信用問題にも関わります。
これが前日予約の場合は、もし翌日の出勤が難しくなった時も早めに連絡を頂ければお客様に対してのフォローも可能ですし、翌日のことなのでお客様も別の予定を入れる余裕ができますから、予約を受け付けることができるんです。
なので「前日に予約を受け付けているのに、当日は出勤連絡が無いと予約を受けないのはおかしい」ということにはならないんです。
逆に、頑なに出勤連絡をしないようにしたとしましょう。出勤確認の連絡の手間が省けるのは、確かに楽です。ですが出勤確認がないと、お客様からの予約を受け付けるのは、女性が出勤するまで待ってからということになってしまいます。
出勤確認さえしていれば予約を取れたかもしれない時間が、出勤確認をしなかったが為に無駄になってしまうんです。
これは、お店も女性も売り上げが不安定になってしまうので大きなデメリットです。
もちろん「そもそも当日欠勤なんかしません」という女性が半数を占めるとは思います。
しかし、一般の仕事よりも良くも悪くも融通の利く面があるのが風俗業界の特徴でもあります。
融通が利くのをいいことに、当日欠勤や遅刻の常習犯になってしまっているなど勤怠が悪い女性も少なからずいます。
この為、お店としては「出勤します」という確実な安心が欲しいんです。その安心さえ得ることが出来れば、お店はその女性を安心して売り出すことができます。その結果、女性も稼ぐことが出来る様になるというわけです。
出勤確認を怠ってしまった時は?
なるべくなら無い方がいいのですが、例えば出勤確認をし忘れてしまったり、トラブルで出勤確認の連絡ができなかった場合などもあると思います。
そんな時、きちんとした理由があれば仕方ないですし、お店も大丈夫だと言ってくれるでしょう。
ただ、それがあまりにもひどい場合や繰り返してしまう、または勤怠が悪くなってしまうなどの状態になってしまった時は、出勤して顔を見るまで予約を受け付けてくれなくなったりということもあります。
例えば、この出勤確認を怠ったら、出勤するまでの予約は受けて貰えなくても、それはその女性の自己責任です。
「連絡し忘れただけで、出勤するに決まってるんだから予約くらい受けてよ」と思うかもしれませんが、お店は、その女性が来るかどうかはその女性本人ではないので分からないんです。
その上、さらに連絡が取れずに当日欠勤やドタキャン、つまり無断欠勤をしてしまった場合、予約が一件も入ってなければ被害は少なく済みますが、既に指名予約が入っていた場合には、被害も大きくなってきます。
そのお客様のご予約もキャンセルしなければならないからです。
そうなると、お店も女性も利益を失いますが、それ以上にお店はお客様からの信頼を、女性はお店からの信頼を失う結果にもなりかねません。
そういうことが何回も重なると、お店はその女性をお客様に勧めづらくなりますし、お客様の方も「また休むんじゃないの?」と予約をするのを敬遠しがちになってきます。
結局のところ、自分の収入が減るという結果になるので、比較的ルールの緩い風俗業界の中でも出勤確認というルールは守る様にしてくださいね。
以上、いかがでしたか。
出勤確認の連絡を含み勤怠は、風俗嬢とお店との大事な信頼関係を築く要素のひとつです。その信頼関係によって、収入も大きく変わってきます。
お店も安心して任せられる女性に、大切なお客様の接客を任せたいですから。
理想としては、リアルタイムで意思の疎通ができる電話が一番ですが、都合の良い確認方法をお店と相談して、自分のやりやすい方法で出勤確認をしてくださいね。最初は面倒な出勤確認もやっているうちに少しずつ慣れてきますから。
出勤確認は風俗のお仕事をする上での習慣みたいなものだと思って、頑張って稼いでくださいね。